新潟シティマラソンで初マラソン・サブ4達成|3時間58分53秒、補給と後半の失速を正直に振り返る

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10月11日、第42回新潟シティマラソンで人生初のフルマラソンを走った。結果は3時間58分53秒。目標のサブ4(4時間切り)を、残り1分7秒というギリギリで達成できた。

野球を引退して、2026年4月から走り始めた。そこから半年。この記事では、本番前に書いた「計画」が実際どうだったのかを、正直に答え合わせしていく。

(この記事は大会公式とは関係のない、個人の体験記録です。)

結果:3時間58分53秒、一度も止まらずにゴール

前半は予定どおり1km5分30秒ペースで、25km付近まで走れた。ただ、後半はかなりきつくなった。「あと5km」の看板を通過した時点で、ちょうど3時間30分。本当にギリギリだった。

何度も止まりたくなったが、一度も止まらずに走り切れた。野球時代からのつらい経験と、「サブ4を達成する」という気持ちが最後に背中を押してくれたと思う。

ペース配分:途中で「心に余裕を持たせるプラン」に変えた

当初の目標は、最後まで5分30秒ペースで押し切ることだった。でも走りながら、次のようなプランに切り替えた。

  • 25km付近まで:5分30秒ペース(予定どおり)
  • 32.195km(残り10km)を3時間以内で通過することを目指す
  • 残り10kmは1km6分ペースでOK(これでちょうど4時間)

「残りは6分ペースでいい」と思えるだけで、気持ちがかなり楽になった。後半に失速しても計算上は間に合う、という余裕を自分で作った形だ。

後半に起きたこと:膝の違和感と、裏もものつりそうな感覚

20km付近から、膝に違和感が出てきた。このときは沿道の景色を見て、気を紛らわせながら走った。

25km付近では、裏もも(ハムストリングス)がつりそうになった。そこで意図的にペースを1kmあたり10〜20秒落として対処した。一緒に走っていた友人とはここで離れることになったが、迷いはなかった。自分の体の状態は自分にしか分からない。人に合わせる必要はないと判断した。

25km付近で太ももの裏がつりそうになったときの対処は、足がつりそうになったときの体験記事に詳しく書いている。

32km以降は脚が重くなり、踏ん張って6分ペースを守るのが精一杯だった。よく聞く「30kmの壁」は本当にあると実感した。

※ 痛みが強い場合は、無理せず止まる・歩くことも大切な判断です。私の場合は違和感レベルだったので走り続けましたが、体の状態は人それぞれです。

補給食の答え合わせ【計画 vs 実際】

エナジージェルの記事で立てた計画と、実際に摂ったタイミングはこうなった。

補給の答え合わせ:計画と実際の比較図(スタート30分前SUPER SPORTS、10kmマグオン、20kmアミノサウルス、27kmマグオン、33kmメダリスト)

スタート前のゼリーを除くと、レース中のジェルは4本だった。

実は20km地点では、マグオンを飲むつもりが、間違えてカフェイン入りのアミノサウルスを開けてしまった。開けてしまったのでそのまま飲んだ。計画では30km付近に取っておくはずだったものだ。

27kmのマグオンは、お腹がすきそうな感覚があったので、予定より早めに飲んだ。そして33km付近で、お尻のポケットに入れておいたメダリストを飲んだ。ジェルを多めに持っていて本当に良かった。間違えて開けたり、早めに飲んだりと計画どおりにいかない場面が出ても、手持ちに余裕があれば落ち着いて対応できる。

水分は、すべての給水所で水を飲んだ。後半は水とスポーツドリンクの両方を飲んだ。これが良かったのかもしれない。エイドでは梨や桃太郎アイス(新潟名物のアイス)もいただいたが、腹痛や胃のむかつきはまったくなかった。

前日・当日の食事:カーボローディングはやってよかった

前日の食事の記事で計画したカーボローディング(糖質を多めに摂る食事)は、はっきり効果を感じた。食事がおいしかったので、レースのいい思い出にもなった。

当日は早起きして朝ごはんをしっかり食べ、スタートまでに消化の時間を十分に取った。普段の練習ではお腹が痛くなることに悩んでいたが、本番では一度も腹痛が出なかった。食べる量よりも「食べてから走るまでの時間」が大事なのだと実感した。

服装・気温の答え合わせ:今年はとにかく暑かった

服装と持ち物の記事で準備したものが、実際どうだったかをまとめる。

  • アップ用のジャージ:効果あり。スタート前の体の冷えを防げた
  • スタート前のカッパ:暑くて3km付近で脱いだ。5km付近の最初の給水所まで手で持って走り、ゴミ箱に捨てた
  • 日焼け止め:あった方がいい
  • アームカバー:使わなかった

今年は暑い日だったので、こういう結果になった。もし涼しい年なら、カッパやアームカバーが活躍した可能性もある。これから新潟シティマラソンを走る人は、当日の予報を見て判断するのがおすすめだ。

  • 暑い日(今回):カッパは早めに脱ぐ前提、アームカバー不要、日焼け止めと給水を重視
  • 涼しい日:カッパやアームカバーで体温調節しながら、序盤の冷えに備える

反省点:もっと早くやっておけばよかったこと

サブ4は達成できたが、後半の失速(いわゆる「たれ」)は本当にきつかった。振り返ると、次の2つをやっておけばよかったと思う。

  • ロング走をもっと早く始め、いろいろなペースで試す:本番ペースで長い距離を走る経験が足りなかった
  • 疲れた状態で走る練習:脚が重くなってからの楽な姿勢、足をつく位置、リズムのイメージを、練習でつかんでおきたかった

私は野球をやっていたので、体の使い方をつかむのは早いほうだったと思う。それでも、疲れた状態での走り方は本番で初めて向き合うことになった。これから初マラソンに挑む人には、ぜひ練習に入れてほしい。

練習量や、ロングランの組み方については練習量が少なくても完走できるかを書いた記事にまとめている。

ゆっくり長く走るLSDの練習については、こちらの記事にまとめている。

まとめ:次は「後半を楽しめる走り」を目指したい

野球を引退して始めた、半年間のフルマラソン挑戦。3時間58分53秒でサブ4を達成し、ひとまずゴールにたどり着いた。

正直、後半は本当に大変だった。でも、だからこそ次の目標も見えた。次にフルマラソンを走る機会があれば、後半に失速するのではなく、楽しみながらペースを上げられる走りを目指したい。

挑戦日記はここでひと区切り。終わってしまうのは少し寂しいけれど、走ることも筋トレも、これからも続けていく。応援してくださった皆さん、そして一緒に新潟の街を走った皆さん、本当にありがとうございました。

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