夏の大会当日、「何を、いつ食べればいいんだろう?」と迷ったことはありませんか。炎天下で何試合も戦う夏の大会は、食事も勝負の一部です。食べ方を間違えると、動きが重くなったり、途中でエネルギー切れを起こしたりします。
僕は大学まで野球を続ける中で、大会当日の食事をかなり工夫してきました。この記事では、朝食→試合前→試合の合間→試合後という時間軸に沿って、夏の大会を戦い抜く食べ方を、僕の実体験をまじえて紹介します。読者は中学生・高校生の球児と、その食事を支える保護者の方を想定しています。
大会当日の食事は「時間軸」で考える
大会当日の食事で一番大切なのは、「試合に合わせて、消化のタイミングを逆算する」ことです。食べたものが消化・吸収されてエネルギーになるには時間がかかります。だから「試合の何時間前に、どれくらい消化に負担のないものを食べるか」を意識するだけで、当日の動きが変わります。
ざっくりした目安はこうです(あくまで僕の経験による組み立て方です)。
- 3時間前まで:ごはんなどの固形物でしっかりエネルギーを入れる
- 2時間前:消化の良いものに切り替える
- 1時間前〜直前:バナナ・ドリンクゼリーなど、すぐエネルギーになるもの
- 試合中:エネルギー切れを防ぐため、ドリンクゼリーなどで補給

朝食:試合の3〜4時間前までに済ませる
大会当日の朝ごはんは、試合の3〜4時間前までに食べ終えるのが理想です。試合開始のギリギリに食べると、消化が終わらないまま動くことになり、お腹が重くなります。
僕が朝に必ず食べていたのはごはん(お米)です。お米は腹持ちがよく、エネルギー源として頼りになります。消化を考えた食べ方の基本は、食べても太れない原因は消化吸収の記事でも詳しく紹介しているので、あわせて読んでみてください。
試合前・直前:消化の軽いエネルギー源を
試合が近づいてきたら、消化に時間がかかる固形物は避けて、すぐエネルギーになるものに切り替えます。ここで意識したいのがGI値(血糖値の上がりやすさ)や消化の早さです。
僕が試合前によく食べていたのは、うどん・カステラ・だんごなど。吸収されてエネルギーになるまでが早い食品です。さらに直前(1時間以内)には、バナナ・ドリンクゼリー・海苔のついていないおにぎりを選んでいました。
ちょっとした工夫ですが、おにぎりは海苔なしにしていました。海苔は消化に少し負担がかかるので、試合前は外していたんです。こういう細かい積み重ねが、当日の体の軽さにつながります。また、直前は消化に時間のかかるタンパク質より、すでに分解されていて吸収が速いアミノ酸を摂るのもおすすめです。
試合の合間・連戦:素早く回復する補食
夏の大会は、勝ち進むと1日に何試合もこなす連戦になります。試合と試合の合間に、いかに素早くエネルギーを戻すかが、後半の試合のパフォーマンスを左右します。
僕が合間に食べていたのは、オレンジジュース・だんご・(海苔なし)おにぎりなど。ポイントは、すぐエネルギーになる糖質を中心に、消化に負担のないものを選ぶこと。すぐ次の試合がある時は、満腹にせず、少量をこまめに補給するイメージです。タンパク質を補いたい時は、消化にやさしいプロテインも活用していました。
暑さ対策も食事から(塩分・水分)
夏の大会では、食事と一緒に塩分・水分の補給も欠かせません。汗で失うのは水分だけでなく塩分(ミネラル)も同じ。水だけをがぶ飲みするのは逆効果になることもあります。
試合の合間の水分補給や、熱中症を防ぐ食事の考え方は、部活の熱中症対策は食事からの記事で詳しくまとめています。大会当日は特に意識してください。
食欲がない日の食べ方
暑さや緊張で、大会当日に食欲がわかないこともあります。そんな時は無理に固形物を詰め込まず、ドリンクゼリーやジュースなど、飲み物でエネルギーを補うのが現実的です。
食欲がない時の食べ方の工夫は、部活の夏バテで食欲がない時の対策の記事でも紹介しています。あわせて参考にしてください。
試合後:次に備えるリカバリー
試合が終わったら、次の試合や翌日に備えてできるだけ早く栄養を補給することが大切です。特に、汗で失ったエネルギーと、筋肉の回復に必要なタンパク質を意識しましょう。
食欲が落ちていて固形物がきつい時は、プロテインで手軽にタンパク質を補うのが便利です。
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大会当日の食事で気をつけたいこと
最後に、僕が経験から学んだ「当日の食事の注意点」をまとめます。
- 満腹まで食べない(お腹が重いと動けない)
- 脂っこいものを食べすぎない(消化に時間がかかる)
- 固形物は試合の3時間前までにしておく
- 2時間前は消化の良いもの、1時間前はゼリーやアミノ酸に
- 試合中もドリンクゼリーでエネルギー切れを防ぐ
まとめ|大会当日は「時間軸で逆算」して食べる
- 大会当日の食事は、試合に合わせて消化のタイミングを逆算する
- 3時間前まで固形物、2時間前は消化の良いもの、1時間前はゼリー・アミノ酸
- 連戦の合間は、糖質中心に少量をこまめに補給
- 塩分・水分・食欲不振の対策もセットで(関連記事も参考に)
- 試合後は早めにタンパク質を補給して次に備える
まずは「試合の朝は、3時間前までに食べ終える」ことから意識してみてください。当日の食事を味方につけて、夏の大会を最高のコンディションで戦い抜きましょう。応援しています。


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