「腕の力だけで投げているのに球速が上がらない」「下半身が大事と言われるけど、何を鍛えればいいかわからない」——野球をやっているとよく聞く悩みです。今回は球速アップに役立つ可能性がある筋トレ5種目を、参考情報としてご紹介します。
※ 投球フォームや身体的な特徴は個人差が大きいため、実際のトレーニングはコーチや専門家の指導と組み合わせながら取り組むことをおすすめします。
球速は「腕」だけでなく「全身の連動」から生まれる
一般的に、投球時のエネルギーは下半身から体幹、そして上半身へと順番に伝わると言われています。腕だけで投げようとすると肩・肘に負担が集中しやすく、怪我のリスクにもつながります。
下半身・体幹の筋力を高めることは、球速アップと怪我予防の両面で参考にされることが多いアプローチです。ただし、個人のフォームや体格によって効果は異なりますので、あくまでも一つの参考としてご覧ください。
球速アップに役立つとされる筋トレ5選

① ルーマニアンデッドリフト|踏み込み脚の強化に
やり方:足を腰幅に開き、股関節から前傾しながらバーベルまたはダンベルをゆっくり下ろして戻す。8〜10回×3セット。
期待できる効果:ハムストリング・臀筋を鍛え、踏み込み時の脚の粘りと爆発力につながると言われています。
ポイント:背中を丸めず、股関節の動きを意識して行うこと。重量よりもフォーム優先で取り組みましょう。
② シングルレッグスクワット|軸足の安定に
やり方:片脚立ちで、ゆっくりしゃがんで戻す。最初は椅子や壁に手を添えてOK。左右各8回×3セット。
期待できる効果:投球時の軸足(プレートを踏む足)の安定性が高まり、体重移動がスムーズになることが期待されます。
ポイント:膝が内側に入らないよう注意。バランスが取れるようになってから負荷を上げましょう。
③ メディシンボール投げ(オーバーヘッド)|全身連動の感覚づくりに
やり方:メディシンボールを両手で持ち、頭上から前方の壁や地面に向けて投げる。5〜8回×3セット。
期待できる効果:投球動作に近い全身の連動を体感しながら鍛えられます。筋力と動作をつなぐ「橋渡し」的なトレーニングとして取り入れられることが多いです。
ポイント:腕だけで投げず、体全体でボールを押し出す感覚を意識しましょう。
④ ケーブルウッドチョップ|体幹の回旋力に
やり方:ケーブルまたはチューブを斜め上から対角線上に引き下ろす(または引き上げる)。左右各10回×3セット。
期待できる効果:投球時に使われる腹斜筋・体幹の回旋力を鍛えます。体を回転させながら力を伝えるイメージが投球動作と共通しています。
ポイント:腕だけで引っ張らず、体幹全体を回旋させる意識で行うこと。
⑤ フェイスプル|肩の安定性と怪我予防に
やり方:ケーブルまたはチューブを顔の高さで固定し、両手で顔に向かって引く。肘を肩の高さに保つ。15回×3セット。
期待できる効果:肩甲骨周りの外旋筋を鍛え、投球による肩への負担を軽減することが期待されます。球速アップと同じくらい、怪我をしないで長く投げ続けるためにも重要な種目です。
ポイント:軽い重量でフォームを意識して行うことが大切。重くするより丁寧に動かすことを優先しましょう。
取り入れる際の注意点
- 投球フォームや身体の使い方は個人差が大きいため、必ずコーチや専門家の指導を受けながら取り組んでください
- 痛みや違和感がある場合は無理をせず、練習を中断して専門家に相談しましょう
- 筋トレは週2〜3回を目安に、投球練習とのバランスを保つことが大切です
- 筋力強化は即効性がなく、数週間〜数ヶ月単位で継続することで効果が出てきます
練習後の栄養補給も忘れずに
投球練習と筋トレを組み合わせると体への負担が大きくなります。練習後30〜60分以内にタンパク質を補給することで、肩・腕・体幹の回復をサポートできます。毎日コンディションを高く保つためにも、栄養面の管理を意識してみてください。
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まとめ|参考情報として取り入れ、専門家の指導と組み合わせよう
- 球速は下半身・体幹の筋力強化が参考にされることが多い
- 今回紹介した5種目はあくまでも一般的な参考情報。個人差があることを念頭に置こう
- フェイスプルなど肩のケア種目も必ずセットで取り入れる
- コーチや専門家の指導を受けながら、自分に合ったトレーニングを見つけていくことが大切
球速アップは一朝一夕ではいきませんが、正しい方向で継続することで着実に変化が出てきます。焦らず、怪我なく、長く野球を楽しんでください。


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