野球歴15年、体力には人一倍自信があった。それなのに、今年4月からランニングを始めてみて驚いた。きついのは「足が遅い」ことじゃない。1kmだけならむしろ速く走れる自信がある。問題は、その先だった。
野球で鍛えた体でも、なぜランニングはきついのか
調べてみると、筋トレで鍛えてきた筋肉(瞬発力を生む「速筋」)と、ランニングで主に使う筋肉(持久力を生む「遅筋」)は別物らしい。野球で鍛えた体は、実は”長く走り続けるための体”にはそのまま直結しない。だから「体力には自信があったのに、なぜか長く走るときつい」という現象が起きる。

実際に走ってみて感じたこと
4月に走り始めてから、月ごとの距離はこんな感じだ。

きつさの正体は、走るスピードではなかった。同じ動作をずっと続けること、そして長時間動き続けるためのペース管理が一番大変だった。野球なら一瞬の判断・一瞬の力で終わる場面が多いが、ランニングは「同じことの繰り返しをどれだけ制御できるか」の競技なんだと実感した。
さらに、最初の頃は「今日は調子がいいから走ろう」という日だけ走っていたが、走る頻度を増やしてからは元気じゃない日も走るようになった。この「元気じゃない状態で走り続ける体力」こそ、野球では鍛えてこなかった部分だと気づいた。
野球の経験が活きた部分・活きなかった部分
1kmという短い距離でのスピードには、野球で培った瞬発力がそのまま活きている感覚がある。一方で、長時間・同じ動作を続ける我慢強さは、正直まだ発展途上だ。ただ、「つらい場面で我慢すること」自体は野球で慣れている。だから、きつい瞬間に踏ん張ることはできる。今課題にしているのは、「我慢して乗り切る」のではなく、そもそも楽に走れる距離を伸ばして、我慢しなくていい状態を増やしていくことだ。
これから取り入れようとしている工夫
調べてみると、サブ4を目指す人は月150〜200km程度を目安に走り込んでいるらしい。今の自分(月80km前後)は、正直まだその半分ほどだ。ここからは、ゆっくり長く走る「LSD」という練習方法を、週2〜3回のペースで取り入れている。使っているのはGarminのスポーツウォッチで、心拍数の「ゾーン2」を見ながら、1km5分半〜6分前半くらいのペースで走っている。本番では1km5分半くらいのペースを維持して、サブ4(4時間切り)を達成したいと考えている。
ちなみに使っているのはGarmin Forerunner 265。初めてのGPSウォッチとして選んだが、ゾーン2の可視化や心拍計測が思った以上にトレーニングの助けになっている。同じように始めたばかりの人には、まず手の出しやすいこのモデルが選びやすいと思う。
足りない部分を補う方法
筋肉の種類が違うとはいえ、走った後の筋肉の張り・疲労感は野球の練習後とは違う質のものだった。たんぱく質補給でのリカバリーは共通して大事だと感じているので、練習後のプロテイン習慣は継続している。
まとめ
「体力に自信があったのに、ランニングは別物だった」——これが今の正直な実感だ。マラソン本番(10月予定)に向けて、これからも実際に試したこと・失敗したことをこのシリーズで正直に発信していく。


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