野球をやっていると、肩・肘・腰の怪我はつきものだと思っていませんか?でも実は、正しい筋トレとケアの習慣を持つだけで、ほとんどの怪我は予防できます。
私は小学2年から大学4年まで16年間野球を続けてきましたが、実は肩の怪我で投げられなくなった時期があります。痛みがひどいときはキャッチボールすらままならず、「このまま野球を続けられないかもしれない」と思ったこともありました。
そこから立て直せたのが、インナーマッスルのトレーニングと練習前のウォーミングアップストレッチを徹底したことです。完全に痛みがなくなっただけでなく、それ以降は同じ怪我を繰り返していません。同じ悩みを持つ野球プレーヤーに、自分の経験から効果があったケア・トレーニング習慣を紹介します。
野球選手に多い怪我とその原因
| 部位 | よくある怪我 | 主な原因 |
|---|---|---|
| 肩 | 腱板損傷・肩峰下滑液包炎 | インナーマッスル不足・投げすぎ |
| 肘 | 野球肘(内側側副靭帯損傷) | フォームの崩れ・酷使 |
| 腰 | 腰椎分離症・椎間板ヘルニア | 体幹弱化・柔軟性不足 |
| 股関節 | グロインペイン | ハムスト・臀筋の硬直 |
共通する原因は「特定部位への過負荷」と「周辺筋肉の弱さ・硬さ」です。アウターの筋肉だけを鍛えて関節を守る筋肉が弱いまま激しい動作を繰り返すと、怪我に直結します。
怪我を防ぐための5つの習慣

① インナーマッスルを鍛える(肩・肘の守護神)
肩を痛めてから一番力を入れて取り組んだのがインナーマッスル強化です。大胸筋・三角筋などアウターの筋肉ばかり鍛えると、関節を守るインナーマッスル(ローテーターカフ)との筋力バランスが崩れ、肩関節に余計な負担がかかります。
チューブやダンベルを使った軽負荷の回旋運動(外旋・内旋)を練習前後に取り入れましょう。重さよりも正確な動き・回数が大事です。私はこれを続けてから、肩の違和感がほぼなくなりました。
② 体幹を鍛えて「軸」を作る
体幹が弱いと、投球・打撃時に体が流れて末端(肩・肘・腰)に無理な負荷がかかります。プランク・サイドプランク・デッドバグなど、スタビリティ系の体幹トレーニングを週3回取り入れるだけで全身の連動性が上がり、怪我しにくい体になります。
③ 練習前のウォーミングアップストレッチを絶対に省かない
肩が痛かった時期、練習前のアップを省いていたことが怪我を悪化させた原因のひとつでした。それ以来、練習前10〜15分の動的ストレッチ(体を動かしながら温めるストレッチ)を絶対に省かないようにしました。
特に肩甲骨まわり・胸郭・股関節を重点的に動かすことで、可動域が広がり投球時の負担が減ります。痛みがあるときも、無理のない範囲でアップを丁寧に行うことで痛みが軽減されることが多いです。
④ 睡眠で回復を最大化する
筋肉と腱の修復は寝ている間に行われます。睡眠不足は回復不足=怪我リスクに直結します。7〜8時間の睡眠確保は、サプリや練習量よりも効果的な怪我予防です。
⑤ タンパク質で組織を修復する
腱・靭帯もタンパク質でできています。練習後30分以内にプロテインを摂ることで、筋肉だけでなく腱・靭帯の修復も促進されます。「怪我しにくい体」は食事からも作られます。
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まとめ
- 野球の怪我の多くは「筋力不足」「柔軟性不足」「回復不足」で起きる
- インナーマッスル強化と練習前ストレッチが肩の怪我予防・改善に直結する
- 体幹・睡眠・タンパク質も含めた「生活全体」でケアする意識を持つ
- 怪我をしない体を作ることが、長く野球を続ける一番の近道
肩を痛めて「もう投げられないかも」と思った経験があるからこそ、怪我予防の大切さは人一倍わかります。今は痛みがない方も、ぜひ予防習慣として今日から取り入れてみてください。続けることで、野球を長く楽しめる体が作られていきます。


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