「もっと肩を強くしたい」
野球をやっている人なら、一度はそう思ったことがあるはずです。
ぼくも高校時代、外野を守っていて「返球が弱い」「ホームまで届かない」と悩んでいました。走り込みだけで解決しようとしていましたが、まったく変わらなかった。
変わったのは、筋トレを正しく取り入れてからです。今回は実際に効果があった肩強化の筋トレ5種目を紹介します。
なぜ野球選手に「肩の筋トレ」が必要なのか
肩の強さは「生まれつき」と思っている人が多いですが、それは半分正解で半分間違いです。
肩まわりの筋肉(ローテーターカフと呼ばれる4つの筋肉群)は、トレーニングで確実に強化できます。この筋肉群を鍛えると次のような効果があります。
- 送球スピードが上がる:肩の回旋力が増す
- コントロールが安定する:肩関節が安定するため
- ケガのリスクが下がる:関節を守る筋肉が強くなる
- 疲れにくくなる:同じ動作を繰り返す耐久性が上がる
特にローテーターカフは「地味だけど最重要」な筋肉群。ここを鍛えないまま投げ続けると、肩の故障リスクが高まります。
野球選手が肩を強くする筋トレ5選
①エクスターナルローテーション(外旋)
ローテーターカフの中でも特に重要な外旋筋を鍛える種目。チューブや軽いダンベルを使って行います。
やり方:肘を90度に曲げて体の横に固定し、前腕を外側に回す動作を繰り返す。1セット15回×3セット。
地味な動きですが、投球動作の最終フェーズに直結します。毎日やっても問題ない種目です。
②インターナルローテーション(内旋)
外旋とセットで行う内旋トレーニング。バランスよく鍛えることで肩の安定性が高まります。
やり方:チューブを使い、前腕を内側に回す動作を行う。外旋と同じく15回×3セット。
外旋だけやって内旋をサボると筋力バランスが崩れるので、必ずセットで行いましょう。
③サイドレイズ(三角筋中部)
肩の横の盛り上がり(三角筋中部)を鍛える種目。送球時の腕を上げる力に直結します。
やり方:軽めのダンベルを両手に持ち、肘を軽く曲げたまま真横に持ち上げる。10〜12回×3セット。
重量より「可動域と正確な動き」が大切な種目です。最初は2〜3kgの軽さでも十分効きます。
④フェイスプル(後部三角筋・ローテーターカフ)
チューブやケーブルマシンを使って、顔の前に向かって引く種目。肩の後ろ側と回旋筋群を同時に鍛えられる万能種目です。
やり方:チューブを顔の高さに固定し、両手で持って顔に向かって引く。肘を耳の高さに保ちながら15回×3セット。
姿勢改善にも効果的で、野球選手が見落としがちな肩後部をしっかり刺激できます。
⑤ショルダープレス(三角筋全体)
肩全体を鍛えるメイン種目。ダンベルでもバーベルでも行えます。
やり方:ダンベルを肩の高さに構え、真上に押し上げる。8〜10回×3セット。
ローテーターカフを先に鍛えてから取り組むと、肩の安定性が高まった状態で行えるため効果が上がります。
肩トレをするときの3つの注意点
①やりすぎない
肩は疲労が溜まりやすい部位です。週2〜3回を目安に、十分な休息を取りながら行いましょう。毎日やると逆効果になることがあります。
②ウォームアップを必ずする
冷えた状態で肩を動かすのは危険です。アームサークルや軽いチューブ運動で肩関節をほぐしてから始めましょう。
③痛みが出たら即中止
「多少痛くても続けた方がいい」は間違いです。肩の痛みは小さいうちに対処することが大切。違和感を感じたら休んで、必要なら医師に相談してください。
肩を強くするために栄養も大事【プロテインで回復を早める】
筋トレと合わせて、栄養管理も意識してみてください。特にたんぱく質は筋肉の材料になるため、トレーニング後の補給が大切です。
ぼくはプロテインを取り入れてから、筋肉の回復が明らかに早くなりました。肩のトレーニングは筋肉へのダメージが大きいので、練習後にしっかり補給することをおすすめします。

まとめ
- 肩の強さは筋トレで後天的に伸ばせる
- ローテーターカフ(外旋・内旋)が最優先
- 5種目:外旋・内旋・サイドレイズ・フェイスプル・ショルダープレス
- 週2〜3回・痛みが出たら即休む
- トレーニング後はプロテインで回復を助ける
肩を強くすることは、パフォーマンスアップだけでなくケガの予防にも直結します。地味な種目が多いですが、コツコツ続けることで確実に変わります。
ぼく自身、外旋・内旋トレーニングを3ヶ月続けたことで送球が安定し、肩の疲れ方も変わりました。ぜひ取り入れてみてください。


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